銀行員辞めて片道切符でアメリカに渡った飯原です。
ロサンゼルスでもゆっくりとではありますが、外出規制が緩和されてきました。
といっても、まだショッピングモールもレストランもクローズなので、
お楽しみはまだまだ先です。
緩和されたのは、花屋、スポーツ用品店などでの店頭受け渡し。
(まだ、お店の中には入れません)
あと、「立ち入り禁止」だったビーチが「通行可」になりました。
「通行のみ」許されるので、ビーチを歩いたりジョギングするのはOK
でも、座ったり寝そべるのは「不可」。自転車もダメです。
カリフォルニア名物のビーチバレーもまだできません。
なお、マスクは必須!
真夏が来る前に、何とか普通の生活が送れるくらいに規制が解除になるとよいのですが。
さて、規制が解除になってからカウントダウンが始まるのが
家賃のモラトリアム
「家賃支払いのモラトリアム期間」
外出規制が続いている現在は、賃貸物件に入居中のテナントは
大家と相談の上、家賃の支払いを繰り延べすることが許されています。
外出規制が解除になったあと、半年から一年(エリアによって異なる)の間に
今まで未払いだった家賃を払う必要があります。
「通常の月額家賃+α(アルファ:未払い分)」
これ、実際はかなりの負担になります。
もし家賃が1,500㌦で4月から3か月間家賃を繰り延べしたとします。
6月末に規制解除になった場合、7月から12月までに(モラトリアム期間が半年の場合)
または2021年6月(一年の場合)まで、未納の3か月分を支払います。
(1,500 * 3) / 6 = 750㌦(月額)
なんとモラトリアム期間が半年の場合は、家賃総額が1,500㌦から2,250㌦へと跳ね上がります。
コロナによる外出規制のさなかに家賃未払いで家を追い出されるのは、
たまりませんから、支払いの繰り延べはどうしても必要。
でも、利用したうちの一定割合は、規制解除後に家を追い出される人が出てきそうです。
このモラトリアム、自宅購入時の融資にも適用されています。
ということは、同じ理由で年後半に向けて、住宅ローンの返済ができなくなった
Foreclosure(差し押さえ物件)が増えてきそうですね。
最後に、景気のいい話を
イーロンマスク氏が自宅5件を総額100億円相当で売りに出しています。
物件のある「Bel Air」はビバリーヒルズの北西にある丘陵地帯
「超」のつく高級物件エリアです。
(現在、Bel Airで販売中物件の一覧。豪邸が並んでます)
ロサンゼルスには、日本ではなじみがないけれども、
隠れた高級エリアがまだまだあります。
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飯原広記
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