アメリカの郊外の住宅イメージ

コロナ後にどこに住むか?

コロナによって変わった勤務形態

ロサンゼルスでも5月29日より、コロナウイルス感染予防のための外出規制が、さらにもう一段緩和されました。

レストランでの店内飲食や、ショッピングモールが再びオープン!

ソーシャルディスタンスを保っての再開なので、今まで通りとはいきませんが、それでも3月中旬から2か月半に及ぶ外出自粛期間を思えば、大きな改善です。

在宅勤務を続けていた多くの会社も、徐々に社員をオフィスに戻しています。

ただし、こちらは全員ではありません。

大企業ではオフィスに戻す社員は全社員の半分かそれ以下にとどめるところが、多いです。

業種によって在宅勤務(リモートワーク)が行いやすいか難しいかはあるので、ばらつきは多きいかとは思います。

でも、ソーシャルディスタンスを確保しないと、社内からクラスターが出ては元も子もありませんから。

(それにアメリカの場合は、感染予防策を取らないと、従業員を危険にさらしたと、訴えられるリスクもありますから。)

在宅勤務の継続は、より快適な自宅でのワーキングスペースを確保する必要もあります。

もし現在手狭な自宅であれば、解決策は同じ物件価格・賃料で

より広いところに住める郊外への転居となります。

ミネソタ州の黒人拘束死からの暴動

ロサンゼルスでの規制緩和直後に発生したのが、ミネソタ州の黒人拘束死に端を発した暴動。

6月2日時点で全米主要40都市以上に、暴動は広がっています。

ロサンゼルスでも先週末から4日間続けて夜間外出禁止令が出されています。

私の住んでいるエリアは郊外なので、直接暴動を目にすることはありません。
でも、友人でダウンタウン近郊に住んでいる人は、自室の窓からデモ隊と警官の応戦を目のあたりにしていました。

「引っ越そうかな」

彼のFacebookへのアップでしたが、さすがに自分のアパートの前で暴動が起これば不安ですよね。

住まいは郊外へ!?

彼は職住接近で現在のアパートを選んでましたが、コロナウイルス感染予防で在宅勤務が続いており、もしかしたら今後も週1~2日だけオフィスに出向き、残りは在宅継続になるかもとのこと。

そうであれば、ダウンタウン近郊にこだわる必要はありません。

たぶん、同じように考えている人々も多いのではないでしょうか。

現在のところ、大企業を中心にコロナ後に社員の半数以上を在宅勤務にするというところが多いようです。

であれば、より広いスペースを確保できる郊外に移り住みたい人が増えてくるのではと考えます。

不動産価格的には都心から郊外への物件価格のカーブが、よりなだらかになるイメージです。

これにクルマの自動運転技術が確立されれば、ますますこの動きは加速されそうですね。

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