海外不動産投資 失敗

海外不動産投資でなぜ失敗するのか?アメリカはどうか?

海外不動産投資というとかなりハードルが高く感じてしまいます。私もそうでした。

4年前にアメリカ・ロサンゼルスに移住する前までは、日本で27年間会社勤めをし、その間にアパート2棟を所有し、サラリーマン大家をやっていました。

日本での大家業のときに、何度か海外不動産投資セミナーにも参加しました。確かアジアへの投資案件とハワイ物件のセミナーでしたね。

結果的には、そのセミナーの案件には投資はしませんでした。理由は物件が海外だと自分ですぐに見に行く事ができないので不安に思ったことと、”海外”ということで制度や取引形態も日本とは違うでしょうから”なんとなく安心できない、、、”のが理由でした。

ロサンゼルスにきて、こちらで不動産ライセンスを取得してアメリカ不動産業を内側から見るようになると、日本にいながら海外の不動産いついてすべてマスターするのはおそらく無理なんだろうと思ってます。

だからこそ、信頼できるパートナーを見つけてそこと組むことが大切になってくるんだと考えます。

不動産に限らず自分が投資している分野について100%理解するのはかなり難しいでしょう。

海外不動産投資でよく失敗したとか、損をしたとかの記事が出ていることがありますが、これらの原因もいろいろとあります。

現地不動産業者が悪質だったケースもあるでしょうし、現地の制度や状況を投資家がよく理解していなかったことが原因になることもあります。またその国の政治情勢が変化した事による場合もあります。

最近の例でいえば、マレーシアで高速鉄道への投資が2018年にマハティール首相の一声で中止になったケースがあります。

海外不動産投資 失敗

その国のトップが変わっただけで、開発計画が左右されるわけですから安心して投資をすることができません。幸い中止の発表から一年後の2019年に、当初の予算規模縮小して高速鉄道への投資再開が決断されたので、この周辺の再開発絡みで物件を購入されていた方は胸をなでおろしたことと思います。

他の一般的な海外不動産投資の失敗例としては、

ー 開発計画に沿って物件を購入したが、一向に開発が進まない

ー 現地の人が購入するよりも高い価格で物件を購入させられてしまった

ー 物件を購入したのはいいが、修繕費用が多額にかかり当初の利回りを確保できていない

ー 今なら利回りが高く運用でき、中長期的に物件価格上昇が見込める地域として紹介されたが、思ったように物件価格が上昇しない

と、いろいろなケースがあります。

では、失敗しないためにはどうするか?

「自分で確認してみる」

これにつきます。不動産業者が提供する情報の裏を取るんです。

発展途上国で不動産取引制度がきちんと整備されていないと、こまかな情報の入手が難しい場合がありますが、アメリカに関してはほとんどの情報が広く一般に公開されています。

日本の不動産取引よりもよほど透明性は高いといえると思います。

どんな情報が開示されているかは、また一つ一つ解説していきたいと思います。

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